令和元年5月17日、一宮市議会は第1回臨時会を開催した。
議事は順調に進行し、新たな議長に太田文人議員が選出された。議長選挙では、議員38名中37票の有効投票が行われ、太田議員が19票を獲得して当選した。
初めて議長に就任する太田文人議員は、就任挨拶において、議会改革と市民の声を反映させることを目指すと強調した。「皆様の御協力をいただき、私は市政をより良くするために努めます。」と述べた。
続いて、副議長選挙も行われ、服部修寛議員が副議長に選出された。服部議員も就任挨拶で「議長を支えながら、さらなる議会改革に努めます。」と意気込みを示した。
会期の決定については、本日の1日間とすることに異議はなく、スムーズに承認された。議席の指定や常任委員会の委員指名も行われ、議会運営が具体化されていく様子が伺えた。次に、監査委員の選任議案が提出され、長谷川八十議員および高橋一議員がそれぞれ監査委員に選任された。
議員により自らの職責の重要さを述べられ、監査委員として一宮市政の信用向上に努める姿勢が示された。「微力ではありますが、責任を持って職務を果たします。」と高橋議員はコメントした。全ての議事が終了し、議会は午前11時55分に閉会した。地方自治法に従い、議事の議録が署名され、臨時議長の高木宏昌議員がその責任を果たした。今後の議会活動にも期待が寄せられる。