令和4年12月20日、一宮市議会は定例会を開催し、議案の審議が行われた。
審査の中心となったのは、一般会計補正予算である。議案第78号について、総務副委員長の市川智明氏は、地域集会施設建設補助金の大幅な減額について質疑があったと伝えた。建設費の高騰が影響しており、当局は申請件数が予想より少なかったため、このような結果になったと説明した。また、消防団の設備整備にも影響が及んでいるとの意見も出された。
さらに、議案第79号の国民健康保険事業特別会計補正予算については、福祉健康副委員長の東渕正人氏が、臨時特別給付金事業などを報告。県の給付金に置き去りにされている子育て世帯への支援を可決したことを伝え、今後の対応策も求められた。
また、小型動力ポンプ付積載車の売買契約については、本山廣次氏が質疑を行った。予算が余っている中で、同車両の入札が不調に終わった事情が説明され、今後の対策が期待されるとの意見もあった。
最後に、議会はすべての議案を原案通り可決した。
特に児童福祉に関する施策に注目が集まった。今後も子育て支援の充実や地域振興が期待されている。