令和5年2月21日、上野原市議会第1回臨時会が開催された。ここでは、市民の期待を背負う新たな議長と副議長が選任された。議長に選出されたのは、遠藤美智子氏。性別や世代を超えた政策推進ができるよう努めたいと語った。
遠藤議長は、議長就任に際し、三つの議題を表明した。まずは議会改革であり、二元代表制を確立し、執行機関の監視を強化する姿勢を示した。次に、この議会の公平性と透明性の確保を図るとした。
また議会活性化特別委員会の設置を提案した。これは、市民との意見交換や会議のオンライン配信、情報共有を進めるためのものである。特に、今後は子ども議会や女性議会の開催も検討し、多様な声を政策形成に反映させる考えだ。
副議長には、山口薫氏が選出され、確かな決意を述べた。これからも上野原市における様々な課題に取り組む意欲を示し、議長を支えるとした。彼は、市議会基本条例の活用が一層必要であると認識していることを強調した。
議案審議では、上野原市監査委員の選任に関する同意が各議員の賛同を得て承認された。同議案は、清水孝文氏の後任として安藤松男氏、山口好昭氏の後任として長田喜巳夫氏を選任するものである。