令和元年9月上野原市議会第3回定例会が開催され、様々な議案が承認された。
今回の会議では、議案第74号に関する訂正が提出された。・市長の江口英雄氏は、子ども・子育て支援法施行規則の改正に伴う議案の訂正を提案し、議会はこれを承認した。レポートでは、議案74号のみならず、複数の条例改正案が議題として登場し、迅速に可決された。特に注目されたのは、上野原市印鑑条例の改正であり、住民票等に旧姓の併記が可能になる内容だった。
また、議案第70号においては、山梨県における自動車税の減免制度見直しが反映された。この改正により、軽自動車税の減免対象車両の所有者要件が拡大される。さらには、議案第78号、令和元年度上野原市一般会計補正予算(第3号)も承認され、主な歳入に地方交付税の確定額および繰越金が充当される。
さらに、特別会計においても多くの議案が承認され、上野原市の財政運営における変更点が強調された。特に、議案第91号では、上野原市病院事業の資本金が減少される決議が行われ、経営上のリスク要因についての議論が生じた。
今回の議会では、教育現場における課題も顕在化している。山口好昭市議からの発議は、教職員定数改善、少人数学級推進を促進し、義務教育費国庫負担制度の復元を求めるもので、教育環境の整備が重要にされている。また、今後は、教育支援室の設置や市費負担の教職員増加を通じて、充実した教育環境を整える方針が確認される。
最後に、議会は閉会中の継続調査を決定した。これにより、今後も様々な施策や課題に取り組み、住民福祉の向上を目指すことが期待されている。