令和5年12月、上野原市議会第4回定例会が開催され、議事日程に基づき重要な議題が議論された。
本定例会は11月28日に始まり、12月14日までの17日間の会期が設定された。この会期の決定に際し、議会運営委員長の杉本公文氏は「前回の定例会と同様に、議会運営を円滑に進めるための適切な会期を設定しました」と述べた。議会では、会議録署名議員の指名や諸般の報告も行われた。
議案上程は市長の村上信行氏が行い、28議案が一括して提案された。この中には、上野原市長、副市長及び教育長の給与に関する条例改正や、公共福祉関連の条例改正などが含まれている。村上市長は「今回の議案は市の健全な運営に寄与する重要なものであり、議員の皆様にご理解いただきたい」と強調した。
特に注目を集めたのは、上野原市新田会館の設置に関する条例制定や男女共同参画推進条例の改正である。これらの条例が承認されることで、市民サービスの向上が期待されている。また、上野原市中小企業・小規模企業に関する基本条例の制定も重要な議題として挙げられた。