令和4年11月8日、上野原市議会の第1回臨時会が開かれた。
この会議では、故岡部幸喜副議長に対する追悼が行われ、議会の重要議題が次々に進行した。
議会ではまず、岡部幸喜副議長の急逝に対して、東山洋昭議長が深い謝意を表した。
岡部氏は7期28年にわたり議員として活動し、初代議長も務めた。
「岡部副議長は地域課題の解決に尽力された」と、議長はその功績を振り返った。
会議は会議録署名議員の指名から始まり、八木一雄議員、山口薫議員、白鳥純雄議員が指名された。
続いて会期が本日1日と決定され、その後の諸般の報告では、監査委員からの出納検査結果が伝えられた。
特に注目されたのは副議長の選挙である。
議長の指名により、遠藤美智子議員が副議長に選ばれ、「責務に全力を尽くす」と力強く述べた。
彼女は市議会の活性化やコロナ対策に取り組む意向を表明した。
また、議会運営委員会の委員の辞任についても話題に上がった。
遠藤議員から提出された辞任の件が承認され、委員が欠員となった。
代わりに川島秀夫議員が新たな委員として選任され、議会の運営に貢献することが期待されている。
さらに、東部地域広域水道企業団議会議員の補欠選挙が行われ、八木一雄議員が指名され当選された。
このように、重要な人事の決定が相次ぎ、議会は新たなスタートを切った。
最後に、議長は全議案を完了し、臨時会を閉会した。
この会議は、上野原市が地域課題に向き合い、体制を整える重要な機会となったと言えるだろう。