令和5年3月上野原市議会では、定例会が開催され、市政についての質問が行われるなど、住民への情報発信力の強化や福祉支援に関する話題が取り上げられた。特に、情報通信技術についての質問では、安留 俊介議員が上野原市の情報通信環境の整備について言及した。
安留議員は、最近の質問で、住民福祉の向上や市政の発展を目的に、情報通信事業の進展が重要であると指摘した。特に、NTT光回線敷設に関するスケジュールが注目され、総務部長・小澤 勇人氏は、上野原地区の整備が進むとの見通しを説明し、令和5年度から段階的に工事を開始する計画を述べた。
また、議員は、情報通信事業において、NTTフレッツ光が全市に整備される意義を強調し、サービス料金についても質問を行った。小澤部長は、利用料金に関する情報を市民に周知し、適切な整備方法を進めていく意向を示した。
さらに、会議録の後半では、高齢者のデジタル教育についても発言があり、長寿介護課の石井 則夫課長が、スマホ教室を通じたデジタルケアを説明。特に、昨年の3月から継続しているスマホ教室は高齢者に歓迎され、デジタルリテラシー向上に寄与しているとのことだ。
市の公式LINEやデジタル化に関する取組も話題に上がり、今後の展望については小澤総務部長が情報発信強化などを掲げ、特に若者層の登録促進の重要性を指摘した。