令和2年上野原市議会第3回定例会が、9月2日に開会した。
開会にあたり、川島秀夫議長は、「これから本定例会が始まります」と述べた。
本定例会の会期は9月2日から9月25日までの24日間である。
議会運営委員長の山口好昭氏が会期決定に関する報告を行い、異議なしと認められた。
議題は、まず会議録署名議員の指名に移り、8番小俣修氏、10番杉本公文氏、11番山口好昭氏が指名された。また、諸般の報告として監査委員からの出納検査結果も提示された。
続いて、閉会中には2つの常任委員会が開かれたことが報告された。
総務産業常任委員会の東山洋昭氏は、秋山温泉や交通実態調査が行われたことを紹介した。特に、指定管理者の新型コロナウイルス感染症予防対策が評価された。さらに、地域の駐車場の利用促進や通行支障の改善が必要との意見が述べられた。
文教厚生常任委員会の遠藤美智子氏は、オンライン授業の運営状況について報告した。特に、GIGAスクール構想に基づいたICT環境の整備が進行中であると説明された。ただし、生徒への支援が求められるとの意見も出た。
次に、議案が上程され、江口英雄市長による提案理由説明が行われた。
特に、国民健康保険条例の一部改正や新型コロナウイルスへの対策に関連した予算案が提出され、地域医療の支援が強調された。議案は、委員会付託を省略し、直ちに討論・採決が行われることとなった。
全体的に、地域経済支援や教育環境の改善を目指した議論が続く中、市長は、「引き続き市民生活の向上に取り組む」と述べた。議会は、その後の議案審議と請願上程に移行した。 multiple議案の審議結果についても同様に、一括での委員会付託を行い、会議は進行される。なお、請願第3号に関しても同様に文教厚生常任委員会に付託したことが確認された。
9月25日には、議案の採決結果が求められる見込みであり、今後の議会運営に影響があると考えられる。