上野原市では、ペットと共に避難することができる制度が整備され、全ての避難所での同行避難が認められている。ただし、ペット同行避難には飼い主の自己責任での対応が求められ、避難所では屋外のスペースでの管理が必要。市では、避難所でペット受入れについての周知を進めており、今後はペット同行避難訓練も実施予定である。
一方で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策においては、上野原市内での感染者数が徐々に増加しており、コロナウイルスに関する市民の不安も高まっている。市では、感染防止のための情報発信を強化しており、定期的にワクチン接種を受けるよう呼びかけている。学校においては、周囲の感染状況を把握しつつ、体調不良の生徒への対応を行っている。
さらに、市営駐車場の利用状況について報告があり、前年よりも利用者が増加し、収益も向上している。施策としてはキャッシュレス決済の導入や、駐車場案内への改善が行われている。
上野原駅南口の活性化施設「ふらっと上野原」では、観光協会が中心となり、いくつかのイベントを企画し、地域の魅力を発信している。また、予算化されている地域おこし協力隊の活動も進められているが、現在の協力者数が減少していることも課題である。
クリーンセンターにおけるし尿処理に関しては、老朽化が進んでおり、施設の更新についての議論が続いている。更新費用の負担や広域化・共同化の検討も必要になるが、市民への説明責任が求められている。さらに、音声告知端末の終了後は市民にとって情報が届きにくくなるため、代替手段での情報発信の強化が重要とされている。