令和元年第2回上野原市議会定例会が開かれ、教育行政や通学路の安全対策が主な議題にあがりました。
おつかれさまでした。
特に、公明党の遠藤美智子議員は教育行政の重要性を強調しました。2015年から始まった総合教育会議において、教育方針や課題を共有し、地域の声を反映した施策が求められているとの認識を示しました。
遠藤議員は不登校を含む様々な教育課題への対応を強調しました。本年の教育基本計画の進捗状況や、教員の働き方改革への取り組みを質問しました。学校教育課長の安藤哲也氏は、教員の出退勤状況を把握するための調査が開始されたことを報告し、教員の残業時間が平均して10時間に及ぶ現状についてその改善に向けた取り組みを述べました。
また、通園・通学路の安全対策に関し、交通安全対策を進めるための推進会議についても話がありました。市内の通学路の危険箇所を調査し、国道20号沿いの通学路については改善が求められているとの指摘がありました。
市は、通行する児童に対し交通指導や見守り活動を実施し、不登校問題とも向き合う姿勢を示していますが、これらの具体的な効果についても今後の結果に注目が集まります。
学校給食費の公会計化に関する質問では、教員の負担軽減策として給与の透明化が重視されています。また、福祉教育についても、早期からの地域の人との交流の重要性が強調され、地元の高齢者との関わりを深める施策の必要が叫ばれました。
その他、議員は地球温暖化問題や市の情報発信など多岐にわたる関連施策について意見を述べました。特にはっきりした公道化の要請に対し、市議会議員としての責任を自覚しています。今後、さらなる市民への呼びかけが求められるでしょう。