令和5年5月18日午前10時に、都留市議会臨時会が開かれる。議事の主な内容には新議長の選挙が含まれており、日向美徳議員が当選し、議長職を務めることになった。新たに議長に就任した日向美徳議員は、その挨拶の中で、社会問題や市政の課題について慎重に取り組む姿勢を見せ、議会の活性化を図る旨を表明した。
次に、副議長選挙が行われ、小林健太議員が当選した。この選挙は、議長の選挙に続いて行われ、議会の運営を円滑に進めるための重要な役割を担うこととなる。新型コロナウイルスに関する課題にも触れ、今後の市政運営においてその影響を考慮しなければならないことが強調された。
また、常任委員会の選任も行われ、各委員会の構成が決定される。市民からの信託を受けた議員たちが、議会運営や市政監視の機能を発揮することが求められている。議会運営委員会と各常任委員会の委員が互選され、その組織体制も整った。
さらに、専決処分の承認が二件上程され、国民健康保険税条例と市税条例の改正案が議題に。「この改正は国の政策に基づき、適応を図るもの」との説明があった。
次に、令和5年度の一般会計補正予算案についても議論が交わされ、低所得の子育て世帯への特別給付金について国及び県の支援を基にした施策が盛り込まれた。具体的には、子供一人当たり10万円の給付が予定され、この経済支援が特に注目される。
水道事業会計の補正予算にも言及され、配水管の布設替工事に伴う資金の追加が提案された。これらの施策は、地域の住民生活において欠かせないものであり、議会の承認を受けて実行に移される。
議会議員の選挙も複数件行われ、大月都留広域事務組合及び富士・東部広域環境事務組合の議員が選任される。各議員の任期に合わせ、適合した人材が責任を持って選出された。最後に、閉会中の継続審査についても議題となり、議会の効率的な運営を目指した取り組みが評価される調子で進行した。