令和5年12月20日、富士河口湖町の定例議会が開催された。
今回の会議では、宿泊税の導入や女性副町長の登用、ふるさと納税の増収など、町の重要課題について議論が展開された。
宿泊税の導入に関する発言があり、町民クラブの古屋 実議員は、観光産業が回復している一方、業者の人手不足や物価高騰が経営を圧迫している現状を踏まえ、導入の方法について質問した。
この問いに対し、渡辺英之町長は、観光が中心産業である富士河口湖町において、観光ニーズに合った新たな財源の確保が必要であるとの認識を示し、導入の研究を継続する意思を表明した。さらに、観光イベントの充実や滞在型の宿泊環境整備も関連して進めていく考えを強調した。
また、古屋議員は、宿泊税を導入する理由を明確にすべきとの再質問を行い、観光業の現状を考慮した柔軟な政策を求めた。
この他、女性の副町長登用が公約に掲げられていることについても議論が行われた。古屋議員は、女性副町長の必要性を尋ね、町長は、女性の視点を町政に生かすことでより幅広い施策の展開を目指すとして、登用に向けての努力を表明した。
ふるさと納税の増収に関しては、政策企画課長が寄附のリピーター化や返礼品の充実を目的とした具体策を説明し、町の観光資源を活かした取り組みを進める方針を示した。
国保税や教育費負担に関連する質問もあり、住民課長は国保税が高額であることを受け、保護者負担軽減策について今後の課題として認識していることを述べた。また、小中学校の教材費についても、保護者の負担軽減に向けた努力が続けられる方針が明らかになった。
最後に、グランピング施設への適正な課税や富士登山鉄道構想についての討議も行われ、町の自然環境を重視した課題解決を求める意見が相次いだ。