令和3年9月の都留市議会定例会が開会された。
出席議員は15名であり、議長の藤本明久氏が進行を務めた。各議員に配付された議事日程第1号に従い、進行していく。
まず、会議録署名議員が指名され、奥秋保議員、小澤眞議員、藤江喜美子議員が選ばれた。
続いて、会期を本日より9月24日までの23日間と決定した。これに異議はなく、正式に承認される。
日程第3に移り、市長提出の議案が一括上程され、市長の堀内富久氏が提案理由を説明した。堀内市長は、議案の中には感染症対策や経済支援策などが含まれており、厳しい状況下での市政運営に対する理解と協力を求めると表明した。
特に新型コロナウイルス感染症の影響についても触れ、これまでの感染状況が深刻であること、そして市民に対してさらなる感染防止策を徹底するよう訴えた。堀内市長は「市民の皆様には引き続き家庭や職場での感染防止をお願いしたい」と強調した。
次に経済対策について説明があり、「第3弾 都留市コロナに負けるな！市民生活応援商品券」が発行され、市民に対して1万円分の利用権が配布されることが告知された。この取り組みは、市内の消費を促進し、経済一層の振興を図るためのものである。
また、堀内市長は災害への対応についても言及し、最近の静岡県熱海市での土石流災害を例に、人命救助の重要性を訴える。市民への防災意識の向上を促すとともに「地域住民との連携が大切」と述べた。
請願書が上程された後、議案及び請願の委員会付託が議題にあり、適切に進められることが決定された。先に報告された議会運営委員会の運営についても、順調に進行することが確認された。