令和5年8月8日、富士河口湖町議会臨時会は議案の承認を行った。
この日は、まず会議録署名議員として三浦康夫氏と倉沢鶴義氏が指名された。続いて会期は1日限りと決定され、議案等の委員会付託省略が認められた。議会は効率的に進行することが求められている。
最初の議案として、第71号の第4源泉掘削工事の請負契約締結が審議にかけられた。この契約は、富士河口湖町において予定価格が5000万円以上となる工事の契約に関して議決が必要であり、総務課長の相澤一憲氏はその概要を説明した。契約金額は税込み1億4080万円で、落札者は株式会社ハギ・ボーであり、落札率は94.1%と高かった。
次に、議案第72号の財産取得についてが審議された。こちらはソフトウエアライセンスの取得に関するもので、予定価格が700万円以上の物品購入においては議決が求められる。相澤氏が取得するライセンスに関する詳細を説明し、取得金額は税込み730万4,000円とされた。入札には4社が参加し、競争が行われた結果、富士観光開発株式会社が落札した。
これらの議案は議員からの質疑や討論を経て、いずれも全員賛成で可決された。今回の議会は、町の発展に向けた重要な契約を結ぶ形となり、更なる成長のための一歩を踏み出すこととなった。議長の外川満氏は、会議の閉会を宣言し、参加者に感謝の意を表した。