令和5年6月13日、富士河口湖町議会は第2回定例会の第3日を迎えた。
この日は多くの議案が審議された。特に、会計補正予算に関する議案が注目を集め、予算の適正管理が重要視されていることが伺えた。
最初に、日程第1の議案等の委員会付託及び付託省略について、議長の外川満氏が「異議なし」と確認し、付託を省略することが決定された。
続いて、議案第66号である令和5年度船津財産区特別会計補正予算が審議された。総務常任委員会委員長の渡辺英之氏が報告を行い、「全会一致で原案を可決すべきとの結論に達した」と述べた。
次に、議案第67号の水道事業会計補正予算についても同様に、産経土木常任委員会委員長の渡辺美雄氏が「審査の結果、原案を可決すべき」との報告を行い、議会は賛同した。
議案第68号としての一般会計補正予算では、各常任委員会の委員長から詳細な審査報告が行われた。特に、地域防災課からの説明があり、10月開始の救急安心センター負担金関連の予算や世界文化遺産保全推進事業に関する広告料の計上が報告された。これもまた、全会一致で可決となった。
さらに、船津小学校体育館改修工事請負変更契約に関する議案第69号では、相澤一憲総務課長が改修工事に伴う費用の増額に関して説明を行った。総額が、元の2億2,330万円から2億4,280万3,000円に変更され、約1,950万円の増加となるという報告に議員たちは関心を寄せた。この議案も可決された。
次に、議案第70号として新たに提出された第四号補正予算案、また富士河口湖町固定資産評価審査委員会委員選任についても説明がなされた。選任の必要性について町長の渡辺喜久男氏が説明し、ここでも賛成の声が多かった。
最後に、全ての議案は可決され、閉会の宣告があった。今後の方針について合意が形成され、町の発展に寄与することが期待される。議長の外川満氏は「ご苦労さまでした」と会議を締めくくった。