令和4年第1回富士河口湖町議会臨時会が1月25日に開会され、重要な議題が取り上げられた。
出席議員は15名で、定足数に達しており、会議は無事に成立した。議長の渡辺武則氏は、ウイルスの猛威が続く中、3回目のワクチン接種について言及。健康増進課長からの説明が後日行われることが示唆された。
日程第1の会議録署名議員の指名が行われ、渡辺美雄氏と中野貴民氏が選任された。日程第2の会期については、1日限りの臨時会との決定がなされ、異議なく承認された。
続いて、日程第3では議案等の委員会付託省略についての議論が行われ、こちらも異議なく可決された。重要な項目の一つは、承認第1号の専決処分に関する報告である。子育て支援課長の山中一敏氏が、令和3年度一般会計補正予算(第8号)の専決処分について説明した。これはコロナ対応の一環であり、児童手当を通じた給付が進められるとの内容だった。
なお、承認第1号は、令和4年1月25日付けで可決された後、次の議題である令和3年度一般会計補正予算(第9号)に移行した。この補正予算には、歳入歳出それぞれ41億721万9,000円を追加し、総額140億5,059万2,000円とする提案がされた。政策企画課長の渡辺昭一氏は、特別給付金について詳細な説明を行い、COVID-19の影響を受ける住民へ向けた支援の必要性を強調した。特に、非課税世帯に対する10万円の給付金支給が見込まれていることに触れ、生活支援を目的とした施策が進められている。
また、地域防災課長の土屋昇氏が、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関する予算も提案した。このワクチン接種は、上九一色地域の65歳以上の住民を対象としているという。最終的には全員賛成のもと、議案第1号は可決され、会議は閉会された。今後の施策が町民にどのような影響を与えるか、注意深く見守る必要がある。