令和元年第2回富士河口湖町議会定例会の第2日目が、6月5日に開催された。
この日は一般質問が行われ、特に新町建設計画と合併特例債の進捗についての内容が目立った。
渡辺武則議員は新町建設計画の進捗状況を問うた。彼は、合併特例債の発行期限が迫る中での主要事業の進捗報告が町民に必要であると強調した。これに対して、政策企画課長の渡辺昭一氏は、合併後の地域一体化や福祉向上を目指し、計画は適切に進めていると答えた。
また、議会ではふるさと納税への取り組みも話題となった。渡辺武則議員は、ふるさと納税制度の導入からの変遷を振り返り、最近の寄附金の増加についても言及した。政策企画課長の渡辺昭一氏は、当町のふるさと納税は寄附者の思いを形にする制度であり、観光立町を活かした取り組みを進めていると述べた。
廃校の再活用計画についても活発な議論が交わされた。渡辺武則議員は、廃校の再利用計画についての経過を尋ね、地域の思いを反映する必要があると訴えた。政策企画課長の渡辺昭一氏は、地域のニーズや適正な管理が重要であるとし、各校の維持管理費用についても言及した。
この日は、他にも公共施設の見直しや地域振興に関連した提案が多数挙げられ、今後の町行政における課題が明らかになった。議長は、次回の定例会の日程を6月11日午後1時30分からと告げ、会議は終了した。