令和4年6月7日、富士河口湖町議会が第2回定例会を開会し、さまざまな議案が審議された。
スタートでは、議長の渡辺武則氏が開会を宣告。出席議員や説明のために出席した執行部関係者が紹介された。他には、今議会のテーマとして町長の渡辺喜久男氏が新型コロナウイルス対策の重要性を強調した。
町長は、ワクチン接種状況に言及し、現在、3回目の接種が行われていることについて、希望する全ての方に接種を実施していると述べた。その上で、コロナ禍を乗り越えるための観光振興策や経済対策の実施を約束した。
特に注目されたのは、宿泊支援事業や観光振興策についてだ。町民一人一人に配布される頼りにされている「町独自の宿泊割引クーポン」の効果が期待される。また、地域活性化に向けた「旅人おもてなし商品券」の配布予定も報告された。
質問タイムでは、堀内昭登氏が新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光業について伺った。町の観光振興課長である外川正和氏は、夏季に向け多くの人に当町を訪れてもらう施策を考えていると回答し、観光業界の回復に希望を持たせた。
また、市町村別で新型コロナウイルス対応のために創設された地方創生臨時交付金の活用状況についての報告もなされた。地方創生臨時交付金を活用した様々な支援策が進展し、住民の生活を支えることが目的と強調された。
さらには、学校給食の無償化に関する新型コロナウイルスの影響での食材費高騰問題に各課から答弁を受けた。今後の給付スケジュールや支援音声がさらに整備されていく見込みが示された。
この会議の中で、今後の新型コロナウイルスワクチン接種のスケジュールについて詳細が報告された他、インフルエンザワクチン接種の実施状況や、その影響についても議論が続けられた。担当課長は実績をもとに今後の対策について言及した。
これに伴い、次回の議会は6月8日に予定されている。議会運営は進捗しており、予算執行や今後の施策についても引き続き審議される見通しである。