令和2年第3回富士河口湖町議会臨時会が開催された。
議題には、職員給与条例の改正が含まれた。
総務課長の相澤一憲氏は条例改正の背景として、人事院勧告を挙げた。
具体的には、期末勤勉手当が引き下げられる予定である。
手当の改正により、年間に受け取る金額が4.5か月から4.45か月へと変更される。
条例改正案に対する議員からの質疑は見られなかった。
討論では、賛成と反対の両派から意見が表明された。
反対意見を述べた議員の一人、山下利夫氏は、職員給与の減額は生活に直接影響を及ぼすと指摘した。
特に若手職員への影響を危惧し、コロナ禍での減額変更は見直すべきだと強調した。
一方、賛成意見を示した堀内昭登氏は、勧告に基づく給与改定の必要性を強調した。
最終的に、議案第100号は賛成多数で可決され、職員給与条例の改正が決定された。
また、議会の会期は1日限りと定められ、審議案件は全て終了した。
この臨時会は、出席議員14名で成立し、欠席議員は2名であった。