令和元年12月17日、富士河口湖町議会では、令和元年第4回定例会の第3日目が開催され、さまざまな議案が審議された。特に、補正予算案に関する議論が中心となり、議員らが詳細に審査を行った。
議案第117号から119号までは、船津財産区や小立財産区、河口財産区に関する特別会計補正予算についてである。これらは全会一致で原案通り可決された。特に、総務常任委員会委員長の外川満氏が、地方債の補正や町における必要な支出について詳しく説明した。
また、議案第120号および第121号では、介護保険や小立公園墓地事業に関連する補正予算が審議され、文教社会常任委員会の佐藤安子氏による報告が行われた。これらも全会一致で承認された。
特に注目されたのは議案第123号で、一般会計の補正予算が提案された。この内容には、介護や福祉に関わる施策の強化が含まれており、住民課長の説明の後、全会一致で可決に至った。石原昌秀氏や流石尚義氏及び多くの議員が、その重要性を強調した。
さらに、同意第13号から19号までの人事案件についても議論された。教育委員会や公平委員会、固定資産評価審査委員会の委員選任などが報告され、皆が賛成する中で承認された。
最後に、選挙管理委員会に関する議題が上がり、指名推選による方法で各委員が決定した。また、河口湖南中学校組合議会の補欠選挙や公共下水道にかかる審議会委員の推薦も行われた。
これらの議事を通じて、議会は町の将来を見据えた施策について真剣に議論を重ねていることが確認できた。皆が一丸となって、地域の発展に向けて努力している姿勢が鮮明となった。