令和5年3月20日、富士河口湖町議会は第1回定例会の最終日を迎えた。
本日は、17件の特別会計予算や国民健康保険、一般会計予算など多くの議案が審議された。
特に、令和5年度国民健康保険特別会計予算では、予算特別委員長の堀内昭登氏が議案を報告した。
この予算案には、28億6,864万円の歳入歳出が反映されており、国保税の引上げが議論の中心にある。
反対討論を行ったのは山下利夫議員で、国保税の大幅な引き上げが町民生活を厳しくさせると訴えた。
彼は、特に家庭の負担が増加することを強調し、平等割と均等割の引き上げが大きな問題であると指摘した。
また、子育て支援に逆行する施策として改善を求めた。
議案第40号に対する賛成討論では、渡辺英之議員が国民健康保険の重要性について言及した。
彼は国保財政の安定化に向けた取り組みや、医療費適正化の努力を評価し、予算案の可決を訴えた。
続いて議案第55号では、令和5年度一般会計予算が提案された。
堀内昭登氏は、予算の中で町税の増加を見込んでいることを報告した。
彼は、生活支援策が重要な要素であるとし、新年度予算には様々な施策が含まれていることを強調した。
一般会計予算については、山下議員が再度反対の声を上げた。
彼は生活が苦しい現状について言及し、さらなる支援の必要性を訴えた。正規職員と非正規職員の処遇改善を強く提起し、特に子育て支援や安価な水道料金への支援が求められると訴えた。
この後も監査委員や各財産区管理委員の選任に関する同意が得られ、会議は円滑に進行しました。
最後に、特定の委員会からの閉会中の継続審査案件が報告され、充実した議論を経て、令和5年第1回富士河口湖町議会は全ての案件を閉会した。