令和元年第3回富士河口湖町議会定例会が、9月26日に開催された。
この日、重要な議題がいくつか扱われた。特に注目されたのは副議長辞職の件である。辞職願が提出された副議長の渡辺英之氏は、退任挨拶で「多くのご指導をいただき感謝申し上げる」と述べた。
同会議では、副議長選挙も行われ、新たに本庄久氏が選出された。選挙方法は指名推選とされ、「微力ながら全力を尽くす」と本庄氏が決意を表明したことが印象的だった。また、議案等の委員会付託および付託省略についても議論され、特に負担の軽減を求める声が多かった。
さらに、富士河口湖町議会委員会条例の一部改正についても審議が行われ、広報常任委員会の委員定数を9から8に変更する提案が賛成多数で通過した。これは議会の効率化に向けた取組みである。
その他にも富士河口湖町監査委員、船津財産区管理委員、河口湖治水委員会の委員選任についての同意も得られたことが、議会内において前向きに受け入れられた。また、富士五湖広域行政事務組合議会、青木ヶ原衛生センター、青木ヶ原ごみ処理組合の議会議員補欠選挙も行われ、選挙を通じて地域の代表性を担保する取り組みが続けられている。