令和元年度第2回富士河口湖町議会定例会が開かれ、様々な議案や報告が提案された。まず、渡邉喜久男町長が挨拶を述べ、町内の諸問題や新しい時代のスタートについて言及した。特に、ラグビーワールドカップについては、フランスチームの事前合宿を受け入れることが決定しており、地域の活性化が期待されると強調した。
また、議案としては、平成30年度一般会計の補正予算が提示され、特にプレミアム商品券の発行や教育施設の整備、介護保険制度の改正などが議論された。教育長の渡邉政孝氏は、町内の学校でのプログラミング教育の導入について、具体的な準備を進めていると説明し、2020年度からの必須化に向けて体制を整備していることを報告した。特に、山梨大学との協力で運転技術の向上や安全意識の研修を行ってきた経過も挙げられる。
加えて、山下利夫議員の一般質問では、住宅リフォーム補助制度について経済効果が示され、再延長の必要性が示唆された。加えて、国民健康保険税滞納世帯への対応についての見直しが求められるなど、住民福祉向上に向けた意見が多く寄せられた。
さらに、ひとり親世帯への支援の強化や、猫の保護活動についても言及され、地域や行政の協力が必要であるとの理解が深まった。特に、TNR活動を通じて、地域猫が適切に管理され、住民と共に共生する社会の実現が望まれている。最後に、健康や環境への配慮が求められ、プログラミング教育の推進はその一環とされている。