令和2年第2回富士河口湖町議会定例会は、6月16日に開かれた。議会では、複数の補正予算案や重要な契約に関する議題が取り上げられ、特に各特別会計の補正予算が審議された。議長の梶原義美氏は開会にあたり、コロナ対策への配慮を求めた。
注目すべきは、議案第66号の小立財産区特別会計補正予算である。総務常任委員長を務める外川満氏は、審査結果を全会一致で可決したことを報告した。金額は具体的には触れなかったが、地域防災に関連する支出が含まれているとのことで、質疑は特に無かった。
さらに、議案第67号から69号までの国民健康保険、介護保険及び介護予防支援事業に関する補正予算が一括して審議された。文教社会常任委員会委員長の佐藤安子氏は、歳入・歳出の状況について具体的な説明を行った。その結果も全会一致で原案通り可決された。
また、くぬぎ平スポーツ公園の人工芝生化工事に関する契約についても重要な進展があった。契約金額は約2億8,710万円で、コバヤシ工業と渡辺土木が共同体を組んで受注。この工事によって、少年野球等、様々なスポーツ活動の環境が整備されることが期待されている。
最後に、船津小学校の備品取得に関する議案も審議された。取得金額は698万5,000円であり、この新校舎開設に向けた準備が進められている。議論の結果、議案は全て可決され、議会は円滑に終了。議長は、全ての審議を無事完了したことを報告し、次回の会議に向けての準備が必要である旨を述べた。