令和3年第4回富士河口湖町議会定例会が12月14日に行われ、主要議案の可決が相次ぎました。
本会議では、議案第94号から議案第100号までの特別会計補正予算についての審議が行われ、各議案は全会一致で可決されることとなりました。特に、小佐野快総務常任委員会委員長は、観光事業未実施に伴う繰出金の減額についても言及しました。
加えて、議案第101号から議案第103号までの国民健康保険特別会計補正予算及び介護保険特別会計補正予算についても文教社会常任委員会において審査され、貴重な経済支援が提案されました。「コロナ禍での医療機関への支援は急務である。」と井出正広文教社会委員長は発言しました。
後半では、富士河口湖町教育委員会教育長任命に関する同意も求められました。渡辺喜久男町長は、「現教育長の任期満了を踏まえ、渡辺政孝氏の再任を希望する。」と述べました。
その後、河口湖治水委員会の委員選任や、各財産区の管理委員選任についても同様に同意が進められました。公の議会運営の透明性や効率化についても評価されました。
最後に、市議会議長渡辺武則氏が、「全ての議案の審議が終了したことを受け、今年の通常会を閉会することに異議はないか。」と確認すると、出席者全員が賛同しました。これにより令和3年第4回定例会は無事に終了を迎え、議員たちは責任ある議論を展開した一日の成果を確認しました。
議長は締めの挨拶で、「皆様のご尽力に感謝して、来年度の予算編成に向けて、引き続き精進していただきたい。」と述べ、会議は終了しました。