令和3年第3回富士河口湖町議会定例会が9月1日に開会され、多くの議題が取り上げられた。
議事の要点としては、財政健全化判断比率や一般会計補正予算の承認が含まれる。
特に、財政健全化判断比率については、総務課長の相澤一憲氏が詳細に報告。
財政健全度を判断するために設定されている4つの指標について説明し、実質公債費比率が9.7%であることが明らかになった。
更に、本日の議題には約49件の案件があり、議案69号から81号までの提案が承認された。
特に、特定個人情報保護条例の改正は重要な案件として注目を集め、総務課長の相澤一憲氏がその必要性を解説した。
新型コロナウイルス感染症対策の一環として、個人番号の利用に関する法律が改正されたことが背景である。
また、令和3年度一般会計補正予算(第4号)では、歳入歳出ともに約2.6億円の追加が計上され、総額が121億円を超えたことが報告され、総務課長が具体的な内訳についても説明した。
この中には、教育関係や住民向けサービスの充実を目指す予算が含まれ、さらなる地域発展への期待が寄せられている。
また、教育長の渡辺政孝氏は教育に関する事務の点検及び評価を行い、評価の趣旨や方法を報告。
教育委員会の活動状況の評価についても言及し、今後の方針を定めるうえでの基盤を築くための重要な情報が提供された。
議長の中野貴民氏は、本会議中に行われた各議案の採決結果を確認し、全ての議案が承認されたことを述べた。
これにより、町の様々な施策が進められることとなった。