海南市議会の令和4年2月定例会が開催され、議長の川崎一樹氏が開会の挨拶を行った。
市長の神出政巳氏は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、感染対策の徹底を求めた。
また、収賄容疑で地元職員が逮捕された件について謝罪し、信頼回復へ努力する姿勢を表明した。
さらに、予算案の審議が進められ、特に令和4年度一般会計予算について重要な説明が行われた。
この予算案は246億4,978万円であり、過去の予算と比較すると19億4,160万4,000円、率にして8.6%の増加となる。
神出市長は、新年度の予算編成では、持続可能で安定した財政運営を目指し、特に(仮称)中央防災公園などの重点施策に集中投資する意向を示した。
今後の大きな課題の一つとして、教育環境の整備や地域経済の活性化が挙げられ、特に教育関連の事業は6億900万円が計上されている。
この定例会では、教育委員会委員の任命や各種条例の改正案なども審議され、また海南の地域活性化や防災に関するプロジェクトも進捗している。
その中でも、特に注目されるのが(仮称)中央防災公園整備基本計画の進行である。
今後、株式会社KADOKAWAと連携し、魅力的な公園づくりを目指す計画が進められ、市民の期待が集まっている。
神出市長は、今後も議員と市民の理解と協力をお願いすることを強調し、閉会の挨拶を行った。