令和6年6月5日、海南市議会の定例会が開催された。議事の中には新たに議持される案件や議長、副議長の辞職と選挙が含まれており、市政の動向に注目が集まっている。
市長の神出政巳氏は挨拶の中で、元旦の能登半島地震に対する支援活動について報告した。この活動には消防職員を含む43人が参加し、復興計画策定のために派遣されている。更に、海南市では市政懇談会を通じて市民からの意見を募る重要性を強調した。
地域公共交通対策に関しては、特別委員会の活動報告が行われ、利用者数の推移が明らかにされた。コミュニティバスの利用者数は前年度を上回り、改善点が報告された。特に、海南サクアスとの連携強化に向けた停留所設置が評価されている。
また、水道事業対策の特別委員会は、令和15年度を見据えた水道施設の整備について議論を行い、水道料金改定の周知策も説明された。水道施設の耐震化や老朽化対策が迫られる中で、地域の安全な水道供給の重要性が改めて確認された。
市議会では、新たに宮本憲治氏が議長に選任され、副議長には森下貴史氏が選出された。これにより議会運営の刷新が期待されている。市議会としてのへ会は、今後の市政に影響を与える重要な機会になりそうだ。そのため、今後の動向に注目が集まる。
新しい議長としての宮本氏の挨拶では、開かれた議会と活力ある運営の重要性が強調された。