海南市議会の令和4年5月臨時会が12日に開催された。新議長には中家悦生氏が選出され、市民からの負託に応え、議会運営を進めることを誓った。また、副議長には榊原徳昭氏が選任され、議会の円滑な運営を支える決意を表明した。
市長の神出政巳氏は、臨時会の開会挨拶で、議会が新たにスタートしたことを強調した。市長は新型コロナウイルス感染症対策、経済の回復や人口減少への対応に全力を尽くす考えを示し、議会との連携を呼び掛けた。
今回の日程には、議長と副議長の選挙の他、固定資産評価員の選任や、各委員会の構成に関する議題も含まれていた。特に委員会の委員定数に変更がなされることが提案された。
中家議長は、選挙結果において得票が僅差であったにもかかわらず、今後の議会運営についての決意を述べた。議場では、議員各位が市民との密接な関係を意識して業務にあたる姿勢が強く感じられた。会議は段取りよく進行し、設定した議題はすべて審議された.