令和3年2月26日、海南市議会の定例会が開催された。
議事は主に、諸般の報告と令和2年度一般会計補正予算に関する内容で構成されている。
まず、事務局長の小柳卓也氏が、海南市議会運営委員会から提出された発議を報告した。この発議は、会議規則の一部改正に関するものであり、その写しが議席に配付された。
続いて、議案第1号として令和2年度海南市一般会計補正予算(第12号)が議題に上がった。
予算決算委員会の委員長である宮本勝利氏が、この議案についての審査の経過を報告した。去る2月25日に委員会は開催され、議案の質疑が省略され、別の分科会への委託が決定された。分科会は同日に審査を行い、討論や採決は行わなかったが、委員長の報告に対して質疑が行われた。
今回の補正予算が全会一致で可決されたことが報告された後、質疑に対する応答が行われ、「異議なし」との声を受けて、議案は原案通り可決される運びとなった。
その後、共産党市議団を代表し、瀬藤幸生氏がワクチン接種に関連する質疑を行った。氏は新型コロナウイルスワクチン接種準備の煩雑さと、医療従事者、65歳以上の高齢者への接種準備の重要性を強調し、コールセンター開設費について懸念を示した。また、柔軟な対応を求めた。
市民のワクチン接種に対する期待が高まっており、安全性や有効性についての詳細な情報開示を求める声もある。市民が接種を受けられるまでには時間がかかる見込みであるが、政府が計画的に進めることが期待されている。
会議の最後には、次回会議の日程が調整され、2月27日から3月1日までの休会が決定し、3月2日に再び開会されることが確認された。
以上、本日の日程はすべて終了し、午前11時6分に散会された。