令和3年12月23日の全員協議会では、重要な議案が審議された。
会議では、令和3年度東京都北区一般会計補正予算(第7号)が話題となり、特に子育て世帯への臨時特別給付金の支給に関する内容が中心であった。区長の花川與惣太氏は、コロナ禍で安心して暮らせるよう、積極的な支援策を講じる意向を示した。
この補正予算案は、国の経済対策を受けたものであり、所得制限内の子育て世帯に対して臨時特別給付金を提供するものである。財政課長の小林誠氏からの説明によると、支給は分割で行われ、12月28日には5万円が支給される予定であり、全体で10万円の給付となる計画である。
質疑応答では、福田光一議員が支給対象の条件に関する疑問を投げかけた。鈴木正彦氏が回答し、公務員について居住地の市区町村が口座を把握していないため、特別な申請が必要であることを説明した。
また、こまざき美紀議員は、児童手当に関する問題に触れ、実際に養育している親に給付が届くような施策についての質問を行った。鈴木氏は、自治体ごとに状況を確認し、今後の対策について情報を提供する意向を示した。
最後に、議長はこの議案を所管委員会に付託することを決定し、全員協議会は午前9時45分に閉会した。本日の議論は、コロナ禍における区民支援に向けた重要な一歩となることが期待される。