令和四年一月十四日、東京都北区議会は第一回臨時会を開催した。
主な議題は、令和三年度東京都北区一般会計補正予算(第八号)に関するものであった。区長の花川與惣太氏がこの議案について説明を行い、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける住民税非課税世帯への臨時特別給付金の支給などが報告された。今回の補正予算額は、歳入歳出ともに六十一億九千六百五十六万円に設定される見通しである。
この議案は企画総務委員会に審査が付託されることとなり、審査報告書も提出された。委員会では原案が可決され、その後、本案は議会で承認される運びとなった。議長の名取ひであき氏は、住民の生活支援を目的とする追加予算を通過させた意義を強調している。
さらに、会期に関しては、一日のみの短い期間で続行されることが決定された。議会の閉会に際して、花川區長は新型コロナ対策や区政の推進に向けた決意を示し、今後の施策継続への協力を求めた。議会の皆様への感謝の意も表された。
午後十一時五分、議会は終了し、今後の北区政に向けた意志のもと、日々の行政が進められることが期待される。