令和5年5月25日に行われた正副委員長会では、今期の議会運営の重要な確認が行われた。
出席者は24名であり、議長の大沢たかし氏が初めて席につき、円滑な議会運営を促す挨拶を行った。副議長のいながき浩氏は、議会を取り巻く課題の多さを指摘し、各委員会での活発な議論を求めた。
議題の一つ、東京都北区議会確認事項についてでは、議会運営委員会で決定された内容について説明があった。茅根区議会事務局次長は、年度内に同一の議員が複数回代表質問を行わないことが決定された旨を伝えた。この内容は、特段の事情がある場合は幹事長会で協議されることになる。会議の進行については、出席議員からの質疑はなく、確認事項は無事に決定された。
続いて、正副委員長会確認事項についても同様に説明があり、前年と変更がない旨が確認された。今回も出席議員からの質疑はありませんでした。これに伴い、全議員および全理事者への配布が予定されていることが報告された。
また、常任・議会運営委員会の管外視察実施方針についても協議された。事務局からは、視察の目的を明確にし、原則として1泊2市までの範囲で実施するとの方針が共有された。これは毎年の運営方針に従った形となっているため、特に異論は挙がらなかった。
委員会でのマイクの使用についても指摘がなされた。発言中にマイクが口元から離れ、音声が拾えない状況があるため、各委員長への注意喚起が要請された。これに関連して、委員会の運営についても参考資料が配布され、休憩のタイミングや陳情の採決について定められた内容が確認された。これも出席者からは異議が示されることはなく、スムーズに進行した。
音声配信システムの利用に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、運用方針が変更されたことが報告された。感染対策としての運用方針では、今後の適用時期と決定方法についても詳述され、委員会運営の指針が強化されることとなった。これに関連して、委員会の席次についても明らかにされ、今後の運営の円滑化が図られる。
加えて、新型コロナウイルスの感染症の位置づけが変更されたことに伴い、委員会運営にもいくつかの変更が加えられることになり、マスクの着用は任意となるなどの対策が講じられる。
このように、正副委員長会は多くの重要事項について確認が行われ、議会の円滑な運営に向けた姿勢が再確認される形となった。閉会に際しては、大沢議長が参加者への感謝の言葉を述べた。