令和3年12月3日、東京都北区にて全員協議会が開催された。
今回の議題は、令和3年度東京都北区一般会計補正予算(第6号)である。特に、国の経済対策に基づく臨時特別給付金の支給が中心テーマとなった。
財政課長の小林氏は、補正予算の内容について詳細に説明した。また、今回の補正予算では、全額国庫支出金を見込んでおり、高校生までの子どもがいる世帯に対し支給される臨時特別給付金が設けられているという。今後、対象世帯は約3万5,000人、給付総額は17億5,000万円を見込んでいる。
議会では、福田光一議員が所得制限について質問を行った。特に、世帯での主たる生計維持者の収入に関しての確認は行わないと、子ども未来部の鈴木参事が回答した。事務費が発生することに関しても議論され、他の自治体の取り組みと比較しながら、北区の方針も含めた意見が交わされた。
さらに、議長の名取ひであき氏は、質疑が終わったことを受けて、議案を所管委員会に審査付託することを決定した。最後に、協議会は午前9時39分に閉会となった。今回の授与については速やかな対応が求められることが議論された。
今後、給付金の支給方法や対象者についての詳細な情報公開が期待される。北区では、事務手続きや他の自治体との連携も重要視されており、円滑な施行に向けた取り組みが注目される。