令和四年十二月二十六日、東京都北区議会は臨時会を開き、補正予算について審議を行った。
本会議では、令和四年度東京都北区一般会計補正予算(第六号)を取り上げた。区長の花川與惣太氏は、補正予算の概要を説明した。主に妊婦や子育て家庭への支援を強化し、国の経済対策として出産・子育て応援事業費の計上が挙げられた。
さらに、区内店舗のキャッシュレス決済促進事業費が増額されることが示された。特定財源として国庫支出金や都支出金を見込むなどし、総体で六億五千三百九十四万八千円の補正予算を組んだ。補正後の予算額は、一千七百六十一億七千三百四十六万七千円に達した。
この議案は、企画総務委員会に審査を委託され、特に異議もなく原案が可決されることとなった。委員長の戸枝大幸氏が報告を行い、特に全会一致で進行したことが強調された。議長の名取ひであき議員は、この件についても区民の理解を得る必要があると話した。
区長は、閉会に際し、補正予算の承認に感謝の意を示した。来年の繁栄を願う言葉も付け加えられ、議員に対するさらなる協力を要請した。区政の推進には議員の協力が不可欠であり、新たな一年が明るく進展したものとなるよう望んでいる。
会議は午前十一時二十九分に終了し、次回の活動へ向けた希望が表明された。