令和3年5月21日、東京都北区議会は臨時会を開会した。
本会議の主な議題には、常任委員会及び議会運営委員会の委員選任、議長及び副議長辞職の許可、ならびに新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置などが含まれる。
まず、議長を務める名取ひであき議員は、議長辞職願を提出し、これが許可された。次に実施された議長選挙では、名取ひであき議員が選ばれた。
新たに副議長には小田切かずのぶ議員が就任し、議会は新体制でスタートした。
また、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置に関する動議が提起され、担当事項は区民や事業者に向けた様々な対策を審議することと定められた。最終的に、この委員会には、山中りえ子議員を始めとする8名の議員が選任された。
さらに地域開発特別委員会や防災対策特別委員会の委員定数を変更する動議も可決された。特に地域開発特別委員会では、委員の定数が10人から8人に減少し、一部委員の辞任及び新たな選任も行われた。
十条まちづくり特別委員会においても同様の手続きが執れて、委員数が減少したのが特徴である。また、都市ブランド推進特別委員会でも委員の一部辞任が報告され、こちらも適任者の再選任が行われた。
その後、東京都北区監査委員の選任に関する同意が得られ、いながき浩議員及び花見たかし議員が新たに選任された。
議長就任の挨拶では、これからの区議会の運営において、コロナ禍で苦しむ区民のために、力を尽くす意思が示された。議会は、区民生活の安定と安全の確保に向け、積極的に取り組む姿勢を表明した。