令和3年9月22日、東京都北区議会で第3回定例会が開催され、さまざまな議案が審議された。
日程では、令和3年度の一般会計や各種保険事業の補正予算が一括して議題に上がった。議長の名取ひであき議員が議事を開始し、各議案の公表後、質疑が行われた。
花川與惣太区長が、第九十一号議案に関して「一般会計補正予算は必要な項目を反映させたものである」と説明した。続いて、第九十二号議案についても「国民健康保険事業の充実を図るものである」と強調した。
第九十三号及び第九十四号議案も審議にかけられ、各委員が賛成意見を述べた。これに対し、委員会はすべての議案を原案どおり可決すべきと結論づけた。
日程第五では、名主の滝公園における倒木事故についての和解が提案された。區長は「今回の和解により事故の解決を図る」との考えを示し、採決が行われた。
その後、教育委員会の委員任命および監査委員選任の同意についての議案が上程された。花川區長は名島啓太氏の教育委員会委員について、温厚篤実な人格を評価し、同氏の任命を強く支持した。さらに佐藤明充氏の監査委員選任も提案され、その経歴から適任であると説明された。
いずれも議会の賛成により承認され、会議は滞りなく進行した。議長は「次回は10月8日に再度開会する」と述べ、散会を告げた。これにより、全日程が終了した。