令和5年第3回下野市議会定例会が9月7日に開催された。
議題は主に、認定第1号から第8号、議案第32号から議案第41号までの内容である。議会では、いくつかの質問が交わされ、特に財源についての質疑が目立った。
村尾光子議員は、一般会計補正予算に関する質問を行った。具体的には、商工業振興費の財源内訳について尋ねた。産業振興部長の栃本邦憲氏は、地域振興基金が100万円、公共施設整備基金が200万円であると発言した。残りの600万円は公共施設整備基金から賄うとし、その詳細を説明した。
また、村尾議員は、産業祭の補助金の用途についても言及した。栃本部長は、この補助金は産業祭実行委員会に支出され、テント設営や電気配線の設営など、実際の開催にかかる費用に使用されることを説明した。
さらに、秋山幸男議員も補助金の使途について質問を行った。実行委員会の担当する経費と、産業祭に必要な委託費を分けて考えるべきではないかとの提案があった。栃本部長は、今後の検討材料としてその意見を受け止め、予算執行の適正化を目指す意向を示した。
最後に議長は、付託内容を確認し、質疑を終えたとの報告を行った。次の会議は9月25日に予定されており、付託された案件の審査結果が報告される見込みである。議会は午前9時30分に開会し、全議題を取り扱った後、散会した。