令和元年第2回下野市議会定例会では、高齢者の自動車運転や資源回収に関する問題が取り上げられた。
特に、大松山運動公園の新設について関心が寄せられており、運営管理や維持管理費用などに注目が集まっている。市長は、天然芝の維持管理費が年間1100万円になる見込みだと説明し、効率的な運営を目指す意向を示した。また、ネーミングライツの導入についても言及し、収入確保を図る考えを明らかにした。
一方、高齢者の運転問題も重要なテーマである。市長は特に、高齢者が安全に運転できる環境の整備の重要性を強調し、事故率が高まる現状に懸念を示した。在住高齢者の運転に対する関心が高まる中で、交通安全啓発や高齢者自転車免許制度講習などを実施し、地域全体で高齢者を支える取り組みが進められている。
資源回収率向上の取り組みとしては、自治会への報償金が引き上げられ、すでに参加自治会は約60を数える。市は、資源回収のための置き場を自治会内に作ることに対しても検討を行っており、これは資源回収率を更に向上させるために重要な施策として期待されている。