令和4年6月14日に下野市議会の第2回定例会が開催された。
この日は新たに当選した坂倉司議員が初登場し、議席が1番に指定された。
坂倉議員は、「本日から参画させていただきます。どうぞよろしくお願いします。」と述べた。
議席の指定に異議はなく、議席表の変更が決定された。
つづいて、常任委員会委員の選任が行われ、坂倉議員は総務常任委員会の委員に選任された。
議長の石田陽一氏は、「異議なし」との声を受け、選任を確認した。この後、議案第31号及び議案第32号に対する質疑が開始された。
議案第31号では、石川信夫議員が学校教育運営事業について質問。
GIGAスクール構想関連の大型モニター設置の必要性を問う形で、
「導入して1年が経過し、いじめや著作権の問題が報じられています。
果たしてこれは子どもたちに良い影響を与えるのか不安です。」と発言した。
それに対し、教育次長の近藤善昭氏は、「大型モニターは機器への悪影響を和らげ、
新たな教育環境づくりに寄与します。」と答えた。
外部からの影響を心配する中、情報教育が適切に行われるための努力を示した。
村尾光子議員はさらなる質問を行い、道の駅の空調改修や大型モニター設置に関する情報を求めた。
特に道の駅に関しては、「営業に影響はありますか」との問いに、産業振興部長の栃本邦憲氏は、
「工事が行われる間も営業を続けます。」と具体的な対応策を説明した。
議案第32号では、無償貸付けの根拠や営業状況についての質問が続き、
特に近年の厳しい経営状況が指摘された。
根拠は民営事業者募集要項に基づくものであり、会議は各議員の質疑に終始した。
質疑を終え、議案は所管の常任委員会に付託され、次の本会議が6月24日に予定されていることが告げられ、会議は散会した。