令和2年11月30日、下野市議会の臨時会が開会された。
本日の議事日程には、会議録署名議員の指名や会期の決定などが含まれています。
出席議員は17名で、全員が議論に参加しました。
まず、議長(小谷野晴夫氏)は日程第1として、会議録署名議員を松本賢一氏と岡本鉄男氏に指名。次に、日程第2で会期が本日のみと決定され、異議もありませんでした。
日程第3では、市長(広瀬寿雄氏)から市政に関する報告が行われ、議案3件と報告4件が提出されました。また、日程第4においては、報告第14号から報告第16号までが一括議題にあげられ、専決処分の内容が明らかにされました。
建設水道部長である瀧澤卓倫氏は、これらの報告が下野市道で発生した事故に関するもので、損害賠償額がそれぞれ74,818円、3,628円、26,493円と説明しました。賠償金は全国町村会総合賠償保険にて補填されるとのことです。
その後、議案第51号から第54号についての内容説明が始まりました。
総務部長(梅山孝之氏)は、各議案が特別職の職員給与に関する法律改正に基づくものであると強調しました。特に議案第51号では、期末手当の割合を「100分の170」から「100分の165」へと引き下げています。
議員の村尾光子氏は、引き下げの総額を質問し、総務部長は873万円と回答しました。
また村尾氏は役職加算についても言及し、なぜ減額しないのかと疑問を呈しました。市長は、国の人事院勧告に従うことが公平であると回答しました。
議案は質疑の後、即時に賛成多数で可決され、議長は閉会を宣告し、広瀬市長は市政運営の重要性に言及し、感染拡大防止の対策の徹底を市民に呼びかけました。
本会議は、今後の定例会に向けても重要な議論が予想されます。市民に対しても、感染症予防の協力をお願いする旨が強調されました。