令和2年第3回下野市議会定例会で、議員らによる一般質問が行われた。
中村 節子議員は、台風10号による災害対応やコロナ禍での避難所運営をサポートする方策について質問した。特に、避難所の収容人数が通常の半分から三分の一に制限される中で、どのように市が住民に対して迅速に避難所を開設し、適切な支援を行うかが焦点となった。中村議員は、防災訓練を全市的に推進する必要性を訴え、市として具体的な取り組みを示すよう求めた。これに対し、市長 広瀬 寿雄氏は、昨年の台風19号の教訓から避難所開設のシミュレーションや訓練を行っており、今後も避難所の開設や運営を継続的に進めるとし、地域の自主防災組織との連携を強化する考えを示した。