令和4年第1回下野市議会定例会が3月2日、開会した。
この日の主要な議題は、議案第2号から第26号までの質疑及び委員会付託である。議長の小谷野晴夫氏が挨拶を行った後、18番の村尾光子氏が質疑を行う。
村尾氏は、まず議案第2号、一般会計補正予算に関する質疑を行い、保育士等処遇改善臨時特例交付金についてその算定根拠を求めた。健康福祉部長の福田充男氏は、交付金は新型コロナウイルス感染症への対応の一環であることを説明し、児童1人当たりの補助単価が決まっていると伝えた。
さらに、村尾氏は、認定こども園整備事業が繰り越し明許費となった理由を問いた。福田部長は、建設予定地での産業廃棄物の処理が遅れたためだと説明した。また、教育費に関しても村尾氏から質問があり、小・中学校が図書購入費を適切に確保しているか確認した。
最後に、村尾氏は、テレワーク移住促進補助金制度について質疑し、移住者への賃貸物件補助の実績などを尋ねた。これに対して総合政策部長の小谷野雅美氏は、現在2名からの相談を受けていると述べ、適切なPRを進める意向を示した。制度の周知を図り、東京圏への移住促進に向けて情報発信を強化していく方針も明らかにした。
本日の会議を以て、議案の質疑は終了し、25件は所管の常任委員会に付託される。次回予定は3月17日、午前9時30分からとなる。