令和4年5月17日に開催された令和4年第2回下野市議会臨時会で、議長選挙が行われ、石田陽一氏が新たに議長に就任した。議長選挙は、投票総数18票のうち全票が石田氏に投じられ、議場では全員の支持を受けたとして、石田氏の当選が公式に告知された。
又、副議長には相澤康男氏が選出され、開会時より議会運営の円滑さが期待されるとの意見が示された。この選挙は、一般選挙後として特に注目を集めている。議長の挨拶の中で、石田氏は「先輩議員の教えをいただきながら、職務を全うしたい」と述べ、議員同士の理解を深める必要性にも言及した。
続いて行われた議会の運営に関して、さまざまな委員会の選任がスムーズに進行し、全議案は加藤好雄議員の指名のもと、異議なしで承認された。常任委員会は、総務常任委員会、経済建設常任委員会、教育福祉常任委員会の委員が選出され、その報告も行われた。
またこの日は、常設委員会の役割を強化するため、議会運営委員会及び議会だより編集委員会の構成も整えられ、今後の活動が期待される。市長からも、選挙結果を受けた祝辞が述べられ、協力的な関係が構築されつつあることが感じられた。
さらに、同意第4号及び承認第1号と承認第2号に関して、市税条例等の改正案が説明され、特に住宅ローン控除や固定資産税の軽減措置について、その影響が市税収入にどのように影響を及ぼすのか質疑が行われた。特に、村尾議員からは「市税収入への影響はどのようなものか」との質問があり、総務部長からも「税収への影響は小さい」との説明が得られた。
全日程を通して、会議は円滑に進行し、議会の新体制が整ったことが確認され、今後の市政運営への期待が高まる内容であった。議長の石田陽一氏は、今後とも市民の期待に応えるべく議会運営を進めていく考えを明言した。