令和4年3月4日、野木町議会は定例会を開催し、一般質問が行われた。
町内の通学路に関して、梅澤秀哉議員は、通学路の安全点検結果とその後の対策について質疑した。教育委員会の青木玲子君は、今年度行った点検で確認された24箇所の危険箇所について、町が直接対応可能な14箇所のうち、9箇所の対策をすでに実施したと述べた。残る5箇所については、今後、優先順位を付けた上で対応を進めていく方針を強調した。
また、交通量が増加する見込みの野木第二工業団地についても言及され、整備計画の一環として補修や右折レーンの設置が検討されている。町の指導の下、工業団地への進入道路の整備が進められることが期待されている。
続いて、聴力検査に関する提案がなされた。梅澤議員は高齢者に対する聴力検査を町の健康診断に組み込むべきであると主張し、聴力障害者手帳の保有者に対する補助制度についても触れた。松原一敏課長は、そのような施策が町民の健康への理解を深める重要な要素であることを認識しており、今後の研究を約束した。
梅澤議員は町の医療や保健サービスの充実が高齢化社会での生活の重要な要素であることを訴え、町としても健康と生活の質向上に寄与する施策を講じる必要があるとの意向を示した。