令和6年第3回野木町議会定例会が6月12日に開会し、一般会計補正予算に関する議案が審議された。
議案第2号では、令和6年度一般会計補正予算について、総括質疑が行われ、坂口進治議員が740万2,000円の委託料について質問した。税務課長の新里百合子氏は、コールセンター業務や入力業務を含む委託業務の内容を説明した。坂口議員は、委託の理由として、職員では処理が困難とされている点を指摘した。これに対して新里氏は、国の事業であるため、現在の職員数では対応できない状況であると回答した。
さらに、坂口議員は委託業務の予算がどのように設定されたのか尋ねた。総合政策部長の遠藤正博氏は、コールセンターや業務内容を基に見積もりを取得し、予算を組んだ旨を述べた。これに続き、館野崇泰議員が農業費に関する質疑を行い、国庫支出金586万6,000円の内容についても詳しく確認した。
続く日程では、国民健康保険特別会計補正予算が審議され、特に質疑がないまま採決が行われた。議案は全員起立で原案通り可決され、町が国からの補助金を活用することが確認された。
議員派遣の件も取り上げられ、いくつかの行事に議員を派遣することが決定された。また、委員会の閉会中の継続審査申し出についても異議なく承認された。議長の松本光司氏は、全ての案件が終了したことを宣言し、定例会を閉会した。