令和4年度の第5回野木町議会定例会では、町の財政運営および行政の様々な議案が審議された。
特に議案第1号では、野木町議会議員及び町長の選挙に係る公費負担に関する条例の改正が提案された。この改正により、公職選挙法の施行令改正を受けて選挙運動用自動車の公費負担額が見直される。
また、議案第2号では職員勤務時間の見直しが行われ、育児休業に関する規定の改正が目立った。町長の真瀬宏子氏は、「育児参加のための特別休暇の対象を拡大することで、仕事と育児の両立を支援する」と発言した。
さらに、議案第3号では非常勤職員の育児休業等に関する規定が緩和されることとなり、男女を問わず育児休暇が取りやすい環境が整備されていく。
議案第4号では税法改正の影響により、地元事業者からの意見も反映されており、町民にとって不利にならないよう配慮されている。また、議案第5号と第6号では決算認定に関する報告が行われ、町の直接的な財政運営の透明性が強調された。
最後に、議案第12号では令和4年度の一般会計補正予算が提案され、主に教育と福祉関連の充実を目指した施策が行われる予定である。