令和4年1月25日、野木町議会は臨時会を開催し、様々な重要な議案が審議された。
議題には専決処分事項や補正予算の承認が含まれ、町長の真瀬宏子氏がその必要性を説明した。特に、議案第1号の専決処分は、18歳以下の住民に現金給付を行うために行われたという。これに対し、館野崇泰議員は、給付対象となる2,896名への通知が届いていないという声を受け、確認を求めた。住民課長の森洋美氏は、振込を行った1,580件について問題はなかったと答えた。
また、議案第2号の一般会計補正予算も上程され、予算総額が2億8,882万円の追加が求められた。これに関しては、民生費や教育費等に振り分けられ、特に住民税非課税世帯向けの特別給付金事業が重要な内容となる。議論の中で、給付金の適用者として148名が明示された。
最後に、町有財産の取得に関する議案第3号の説明も行われた。主に、教員用タブレットの購入が話し合われ、64台のタブレットを取得し、総額1,320万円を見込んでいる。この議案に対しても特に異議はなく、全ての議案が可決された。
議長の針谷武夫氏は、すべての案件の審議が終了したことを述べ、臨時会を閉会した。出席した議員の数は14名で、欠席はなかった。今後、これらの予算が町民にとってどのような影響を及ぼすかが期待される。