令和4年第7回野木町議会定例会が令和4年11月30日に行われた。
出席議員は全員で、議事が円滑に進行した。まず、会議録署名議員として、松本光司議員と宮崎美知子議員が指名された。
会期は12月7日までの8日間と決定された。今年の議案は様々な条例改正を含んでおり、特に議案第1号においては議員報酬及び費用弁償の改正が提案され、原案通り可決された。
議案第2号では町長の給与及び旅費についての改正も審議され、こちらも全員の賛成により可決した。議案第3号では職員の給与についても、改正が行われ、これらの議案はすべて人事院勧告に則った形での改正である。
さらに、議案第4号として地方公務員の定年引き上げに伴う条例の制定についても話し合われ、職員の定年が60歳から65歳に段階的に引き上げられる内容が確認され、可決された。
議案第5号には特定教育・保育施設に関する基準の改正が提案され、電磁的方法による記録を可能にする内容で、保育士の業務負担軽減を図ることが議論され、可決された。
また、令和4年度一般会計補正予算(第6号)、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、介護保険特別会計補正予算(第3号)に関する議案も提出され、いずれも可決された。特に一般会計補正予算には人事院勧告を受けた職員の給与引上げが含まれており、その影響が議論を招いた。補正予算後の歳出は87億2千345万6千円に達し、一定の規模での運営が期待されている。
さらに議案第11号として町道路線の認定と、議案第12号には小山広域保健衛生組合規約の一部変更についても取り上げられ、これらも円滑に進行し可決となった。
最後に、議案第13号では人権擁護委員の推薦について意見を求めることが行われ、推挙者の了承を得て、前向きな結果が得られる形となった。