先週、安来市議会で行われた第100回定例会において、様々な問題が議論された。
新型コロナウイルス感染症に関連して、現在のワクチン接種状況が報告された。8月31日現在で、初回接種率は83.16%、2回目は82.81%、3回目は84.22%である。一方、5歳から11歳へのワクチン接種は努力義務となり、接種率は23.59%にとどまっている。安来市では、この接種促進のための情報提供を行う意向が示された。
また、感染症対策室では職員の時間外勤務が増加していることが懸念されており、安来市立病院も同様の状況であることが報告された。特に病院職員の時間外勤務は、令和4年4月から7月までの間に増加し、業務の負担を軽減するための対策がたいへん重要である。
次に、小中学校の適正配置について、教育長が基本方針を解説。地域の実情に応じて、慎重に議論を進める必要があり、特に保護者及び住民との理解を深めるための活動が重視されている。今後、適正配置基本計画の策定にも取り組む。
最後に、地域のふるさと教育に関する質問があり、教育長は地域資源を活かした特色ある学校教育が進められていると述べ、地域との連携の強化が期待されている。特に、地域の伝統行事や風習の継承についても注力が必要との意見があった。